代表取締役あいさつMESSAGE

代表取締役 平山 渉

ライフ設計で活躍が期待できる人物像は?

求める人材の理想を言ったらどの会社もきりがないと思います。
積極的である、責任感が強い、論理的な思考ができる、コミュニケーション力がある、明るく元気だ。
その会社の風土や業務特性等により求められるものは様々です。

選考を受験しに来てくださる皆様の中には、業務に直結するスキルや専門知識の有無を気にされている方が多いように見受けられます。
もちろんスキルや専門知識も大切ですが、それよりも重要視しているのは「能力」の発揮が期待できそうな人物かどうかです。

私は、「誠実さ」「熱意」「柔軟性」の3つが大切だと思っています。
誠実であれば、相手の意を汲み信頼を構築できます。
熱意があれば、不足の能力を高めたり、人の協力で補ったりできます。
柔軟性があれば、見方を変えて変化に対応できます。
そして、どんなことも自分ごととして行動できる方と出会いたいです。

誠実さと熱意

私の考える「誠実さ」とは、正直であるという意味の他にも、「相手の思いを汲み、ものごとの本質に向かって行動できること」と捉えています。
相手の要求をその通りに叶えればいい、自分は犠牲になって叶えようということではなく、相手の要求の先を見据え、相手がどんなゴールをイメージしているのかを考えて行動することです。
更に言ってしまえば相手の期待値を超える行動をとり、相手も自分も成り立つように考え行動することです。
難しいように感じますが、『なぜこれを頼まれたのか』『なぜ今これを成さなければならないのか』など、与えられた仕事の目的を考えてから行動するだけでも成果の違いが十分に表れます。

「熱意」は、『何としてもやり抜こう』『もっと上手くできないか』『もっと早くできないか』『もっといいものができないか』というように、現状に満足せず常に今よりも良い状態に持って行きたいという気持ちから現れる行動です。
皆さんは自分の能力開発にどのくらいの時間やエネルギーをかけられますか?
自分が簡単に身につけたものは他の人も簡単に身につけるでしょう。
一方で、時間をかけて自分で地道に培った力は、他の人には簡単に身につけられるものではありません。
熱意というのは、そういった力の源なのだと思います。

「誠実さ」と「熱意」。
どちらも十分なレベルで備えることは簡単ではないと思います。
しかし、これを備えることができればどんな仕事でも成果をあげていける。
専門知識やスキルは不十分でも、誠実さと熱意があれば潜在的な力を発揮でき、持っていない力も備わってくるのだと思っています。

柔軟性とは

「柔軟性」とは、「執着しすぎない心や考え方」でしょうか。

結果にこだわる執着は大事ですが、世の中も仕事も思うように行くことばかりではありません。
自分は正しいのに相手は理不尽だと感じることがあるかもしれません。
しかし、自分が当たり前だと思っても、相手にも相手の基準があるのです。
自分と意見が異なれば、仕方がないと思うことも多々あるでしょう。
そんな中で、自分の物事の見方や捉え方を変えることで自分自身の新たな発見や考えを持てることもあります。

一緒に働くメンバーと同じ目標に向かって何かを達成していく時こそ、「こうであるべきだ」「こうしなければならない」という固定概念を捨て、どうしたら最短でゴールを切れるのか、より良い状態に持って行けるのか、というところに視点を移し互いに考え行動していく。
こういうことがストレスの多い現代を楽しくし、仕事の成果につなげていくコツなのではないかと思います。

ライフ設計が求める人物像

当社の経営理念に、「人間力で貢献します」という言葉があります。
お客様の評価を得るために必要な「技術力」は、研修やOJTを通じて先輩たちがしっかりと教育していきます。
一方でお客様に喜んでいただくための「人間力」を伸ばすには、皆さんがこれまでの活動の中で得た気づきや視点、共に過ごしてきたご家族やご友人の方々から影響を受けて培ってきた一人一人の人柄が大きくかかわります。
当社は一人一人の人柄を最も重視し、誠実さ、熱意、柔軟性をもって共に「人間力」を高めていける可能性のある方を、今後のライフ設計を担うメンバーの一員として迎え入れていきたいと考えております。