会社概要

代表挨拶

お客様に技術と信頼で役に立ち続け必要とされること。
社会に貢献する設計とサービスで喜ばれること。
社員が自分と自分の会社を誇れて人生を託せること。
この3つを叶え続けることが、当社の存在意義です。

当社は、50年以上の歴史と共に日本トップクラスの規模となる建築金物設計の技術者集団へと成長して参りました。お客様のご要望に幅広く応えるべく建築金物設計の他、40年程前からは生産設計、構造設計を担う事業を展開し、現在では3つの技術部署に加え人材派遣・人材紹介の営業部署を構えております。
これまで長年に渡り、ゼネコン様やプラントメーカー様、製作金物会社様、金融機関様や協力業者様などに育てていただき当社の今日があります。

今後は、更なるご期待に沿えるよう経営理念にも掲げている「人間力で貢献」をしていくことを根底に、国内外の様々な需要に応えるべく主要都市への拠点展開を目指し、お客様の抱える様々な課題解決に向けて積極的にかつスピーディーに働きかけられるような体制を構築してまいります。

最後に、私の夢は3000人規模の企業へと発展させ、技術力と人間力の双方でお客様と社会に喜ばれ、地球環境に貢献できる技術者集団をつくることです。
お客様と社会の役に立ち続け、自分の仕事について大切な人に楽しく語れる。
お客様と共に、思い出話やこれからの仕事について一緒に語れる。
そんな人間味のあるシーンをたくさん創ることで、社員ひとりひとりが自分の仕事や生活に夢や楽しみを持つことができる。
その為に役職員と一丸になり努力してまいります。

代表取締役 平山 渉

インタビュー

自分の仕事が建物という大きな形になり、その建物を使う人が喜んでいる。
気がついたら建築の仕事に愛着が生まれていました。

ライフ設計に入社される前は、どのような仕事をされていたのでしょうか?

大学を卒業して、大手建設会社に就職しました。
営業職として、事務所やショールーム・物流倉庫・店舗等、法人で使用する建物を土地活用を通じて建てるため、土地所有者とテナントをつなぐ業務に12年間従事しました。
300㎡~5,000㎡くらいの建物で数千万円から数億円といった規模感ですが、お客様探しから打ち合せ、プランニング、契約、行政との折衝までひととおり自分で行うような業務スタイルでした。
営業姿勢とノルマに厳しい会社で、新入社員のときはこの会社でずっと続けて行けるのかなと不安になりました。
お客様以上に社内の設計や工事、購買、上司と関わっていくことが大変だった印象でした。

それが変わったきっかけなどはありましたか?

2年目の時に食肉加工法人の事務所兼冷蔵倉庫を受注竣工し、建物完成した際は、「ついに完成したね」「きれいにできたね」とこれまで一緒に打ち合わせをしてきたお客様の喜ぶ顔が見られました。
建物の引き渡し後は、「いい建物をつくってもらえてここで働く社員も仕事のモチベーションが上がっているよ」と嬉しそうに語る責任者の顔を見て嬉しくなりました。
自分のやってきた仕事が建物という形になり、翌年の住宅地図に建物名が載っている。
お客様とも深く長いお付き合いができる。
社内の設計や工事といった他部署の人たちと喜びが分かち合える。
もう1棟早く契約をとりたいと思いました。
その時、続けていけるのかという不安は次第になくなっていました。
そして厳しくも優しい先輩や上司や同僚のおかげで建築の仕事を続けられました。

自分にしかできない仕事がしたいと思った。

そんな愛着を持っていた会社を退職し、ライフ設計事務所に入社したきっかけは何だったのでしょうか?

毎年、父であるライフ設計の創業者から手紙がきて、自社が苦しい様子や上手くいった様子などを知りました。
そんな手紙を何回か受け取るうちに、今の職場には自分の代わりがいるかもしれないが、ライフ設計には自分にしかできないことがあるのではないかという思いが少しずつ沸いてきて退職する3ケ月前に上司に伝えました。

退職への迷いはなかったのでしょうか?

12年勤めた会社を辞めることはとても悩みました。
続けられるかなと思っていた会社では、いつの間にか自分のいる場所ができていました。
優秀な営業というわけではなかったのですが、上司からある程度数字が読めると言ってもらい、新人の教育担当を任されていたこともあり、自分が抜ければ一緒に頑張ってきた部署の皆さんに迷惑をかけるという心苦しさがありました。

何か裏切るような苦しさが口から出てきそうで申し訳なさでいっぱいになりました。
最終的には伝えてから転居準備に3日だけ休みをもらい、最後まで仕事をやりきったことで前職の方と今でも良い関係が築けています。

建物づくりの喜びを分かち合っていきたい。

入社してみて、ライフ設計はどのような会社だと感じましたか?

上司部下の関係の部分で言えば、前職に比べてシビアさが少なく、明るく楽しい人たちが多くて風通しの良い、裁量の幅が大きくてチャレンジしやすい職場だなと思いました。
ただ、設計業務に関しては皆が技術者としてすごい仕事をしており、大企業と違い皆がマルチタスクでスキルが高いなという印象を持ちました。
そして何より、図面やCAD、建築が好きな人が多いなと思いましたね。
衣食住の中で、建物は作るのにもっとも時間と人手を要するものです。
正確さだけでなく、たくさんのコミュニケーションと思いのこもった図面が必要です。
そうしてできた建物は大きく立派で、施主や営業や設計者だけでなく皆で喜びを分かち合える仕事だなと改めて思います。

代表として、これからライフ設計をどんな会社にしていきたいですか?

自分の技術を通じて建物づくりに携われることが嬉しいという人をたくさん増やしたいです。
使う人は何気なく使っている建物も、実は自分はここをこう工夫したり苦労したのだというのを嬉しそうに語るような場面がたくさんあって、お客様や上司先輩後輩、業者様たち皆で喜びを分かち合えるといいです。
そしていずれ地球環境や宇宙に貢献できる仕事をできる人が出てきてほしいです。

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