建築物に生じる荷重を計算して、その荷重を元に構造計算を行います。
コンクリートの床、オフィス机や建物を利用する人自体も荷重の対象になります。
ここで計算を間違えると安全な建物にはならないので、注意深く計算していきます。
構造設計事業部
構造設計事業部
構造設計は建築物の基礎となる部分の設計を行う仕事です。
あらゆる自然災害に耐え得るよう、安全性、機能性、利便性、力学的な面から構造計算を行い、
材料の選定や寸法を算定します。
具体的な業務の流れ
をクリックまたはタップすると図が立ち上がります。
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次に解析モデルを作成していきます。
構造設計では、構造計算用の解析ソフトを使って設計を行います。
柱や梁や壁の位置を、実際の建物の寸法通りに入力して3Dモデルを作成していきます。 -
最後に断面算定を行います。
荷重計算や解析モデルを作成したら、安全性、機能性、経済性を満足できるような部材を選定していきます。
ここが最も構造設計者のセンスが問われるところです!
こうして建物の骨組みとなる色々な部材の断面が決められていきます。
構造図について
安全性、機能性、経済性を満たすような構造設計をしたとしても設計の結果通りに建物が作られないと、計算した意味がなくなってしまいます。
エンジニアの仕事としての構造設計の結果を、その建物の設計や施工に携わる全ての人にわかりやすく説明する設計図を作る!ということが大切になります。
近年急速に建設業界にも3Dの波が押し寄せてきていて、構造図も3DCADで作成することが増えてきました。
2Dの図面では見えてこない奥行があり、立体的な部材同士の干渉などを防ぐことができています。今後はますます3Dで図面を作成することも増えていきそうです。
社員教育への取り組み

構造設計事業部では先輩社員が講師を務める勉強会を、毎月2回、1年を通して行っています。
先輩社員による実務に直結した講義を受講して知識を深めることで、OJTで学ぶ事との関連性が良く分かり、成長促進に繋がっています。