
現在の仕事は?
私は入社してからの約2年間、施工管理(現場監督)として現場に出ていました。たった2年間ではありますが、私はそこで、図面に描かれている線の1本1本の意味とその重要性を学び、その線を職人さん達が作り上げていく姿を見ました。
図面の中ではササッと描いた線1本でも、現場では何人・何十人という人達が関わり、時間と手間を掛け、建物を建てていきます。
私が作図している”施工図”とはその道標だと考えています。つまり、私は職人さんの為に作図をしています。
自分の仕事の意義を知った上で取り組めば、より精度の高いものを提供できると思っております。
この仕事を始めて変わった事は?
基本的な性格や考え方はあまり変わってはいないと自分では思っているのですが、話し方はものすごく変わったと思っています。
また、周囲が良く見えるようになりました。入社当時は人前で話すのも苦手で、自分の事だけで必死になってしまい、周りが全く見えていませんでしたが、今では周りへの気配りが人並みにはできるようになりました。
この仕事のやりがいは?
施工図という図面は表現されている情報量がとても多いのですが、苦労した分、建物が出来上がった時の達成感と感動はものすごく、言葉ではとても言い表せません。
大変なことは?
作図する際は沢山の資料を見なければなりませんし、把握しなければなりません。また、建物の用途や構造によって仕様が変わるので、経験がなければわからない事も多いです。
まだまだわからない事だらけですが、ベテランの方に助けて頂きながら作業をしています。
心掛けていることは?
1つ目は、【楽しむこと】
これが私の中では最重要項目です。
人生の半数近く続ける仕事をつまらないものにしたくないと思っています。
2つ目は、【毎日同じコンディションで仕事に臨む】
イライラしたり、体調が悪い時は誰でもあると思いますが、それを表に出してしまうと、周囲の方に余計な気を遣わせてしまいます。後輩たちも話し掛けてきません。
ですから、常に冷静でフラットな技術者でありたいと思っています。
3つ目は、【作業スピード・効率の追求】
図面の作図や修正をする際、「1秒でも早くできないか?」を考えながら作業しています。たった1秒ですが複数合わせたり、繰返し行うことにより、かなりの時間短縮になります。
将来の夢は?
今は現状のまま、1人の技術者として力を付けたいと思っていますが、 いつかは自分だけでなく、会社や部署の事も考えられるような役割に就きたいなと思っています。